こんな悩みを持ったあなた向けの記事です
- 猫の耳掃除の仕方を知りたい
- 猫の耳掃除に必要なものが知りたい
- 猫の耳を清潔に保つコツを知りたい
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- 猫の耳掃除の正しい方法
- 猫の耳掃除に必要なもの
- 猫の耳を清潔に保つ予防法
本記事では「猫の耳垢」を中心に、猫の耳掃除についての内容を紹介。
この記事を読み終わるころには、あなたも猫の耳掃除の正しい方法が分かるようになります。
猫と暮らして10年以上の経験を持つボクが、猫の耳掃除の正しい方法と、清潔に保つ予防法について徹底解説しますね!
もくじ
猫の耳垢が溜まってる?
まずは猫の耳のチェック
猫の耳の内部はL字型になっており、猫の耳の穴は耳道と呼ばれ、トンネル状の耳道の奥に鼓膜があります。
耳道にある耳垢線と皮脂腺から出る分泌物が、細菌やほこりなどが耳の奥に入る前にこの分泌物が固まると耳垢になるんです。分泌物が多いと耳垢も多く、多すぎると耳道をつまらせる要因となってしまいます。
猫の耳垢を肉眼で外からチェックできる耳介をチェックし、必要ならば耳掃除をしましょう。猫にもよりますが、基本的には健康な猫の耳は嫌な臭いがしたり、あまり汚れることはありません。
猫の耳に耳垢が薄くあるくらいは正常ですね。定期的な観察をしていることで、耳掃除は無理にしなくて大丈夫。あまり頻繁に耳掃除をすると耳を傷つける恐れもありますからね。
耳が臭ったり耳垢が多いなどの場合は外耳炎の可能性があるようです。それと、黒く乾いた粒が出たら、耳ダニの恐れがあります。猫がかゆくて耳周りを掻きすぎて傷つけてしまうこともありますよ。
猫の耳掃除の必要性
猫の耳垢が大量に出てくるようにならない為には、定期的に耳の様子をチェックしてあげましょう。猫の耳は毎日観察してあげて、必要に応じて耳掃除をしてあげることが大切です。
毎日の観察の時に、少し汚れていたら耳の掃除をして清潔にしてあげてくださいね。毎日のケアをしているにも関わらず、耳垢や臭いがあまりにもひどい場合には病院へ行きましょう。
猫の耳掃除の注意点
猫の耳掃除の注意点は3つ
- 耳掃除をする人の爪の長さ
- 無理やり猫を拘束しない
- 耳掃除を慣れるまでじっくりと行う
しかし、あまりにもひどいようなら、タオル等で猫をくるんで掃除をしないといけない時もあります。そうならないようにする為にも日頃のケアが大切ですよ。
猫の耳掃除をする人はまずは爪を切り、手がキレイなコトを確認してください。爪が長かったり汚れていたら猫の耳を傷つけてしまいますからね。
猫の耳掃除を始めてする時は、ほぼ間違いなく嫌がります。だからと言って無理やり押さえつけたりすると、次からは耳掃除をさせてもらえなくなる可能性があります。
じっくりと耳掃除を出来るように慣らしていってくださいね。どうしても耳掃除をしなければならない時は、タオルで猫をくるんで顔だけ出すようにしてください。
猫が耳掃除を嫌がる場合の時の方法として、とても参考になる動画を用意しましたので、そちらもご覧になってみてくださいね。チュルチュルをうまく活用してますよ。
猫の耳掃除の正しい5つの方法
コットンなどで優しくふく
猫の耳掃除は柔らかいコットンか猫の耳掃除用シートが一般的に安心して使うことが出来ます。こびりついた耳垢を強くこするのではなく、優しくふき取ってください。
あまりにも汚れがひどい場合には、コットンを洗浄液で軽く湿らせてからふき取るときれいになりますよ。洗浄液はこれから説明します。
猫の耳掃除に使用する洗浄液
猫の耳の汚れがひどい場合は洗浄液を使用してみましょう。猫の耳に直接垂らしても良いのですが、おそらくは猫が嫌がると思います。そんな時はコットンなどに軽く垂らして使用しましょう。
猫が耳掃除に慣れてきたのであれば適量を耳の中に直接垂らして耳の付け根を軽く揉みましょう。この時は強く揉み過ぎないでください。鼓膜が破けてしまうことがあるようですので。
耳の付け根を軽く揉むことで耳の中の汚れが浮き上がってきます。これを優しくふき取り耳掃除は完了です。
洗浄液以外で使えるものは?
基本的に猫の耳掃除に使用するのは先ほど紹介した洗浄液を使用しましょう。もし、どうしてもない場合で、耳掃除をしなければならないのであれば代用できるものがあります。
それがオリーブオイルです。ただし、猫の耳に直接垂らすのはNGなようですので、使用する時は必ずコットンなどに湿らせてから使うようにしてくださいね。
しかし、あくまでも代用品。基本的には猫の耳掃除用の洗浄液を使用することをオススメしますよ。
綿棒を使っても良い?
猫の耳掃除は基本的に柔らかいコットンか、耳掃除用のシートを使いますが、綿棒はどうなのかという方もいるでしょう。色々調べていると猫の耳掃除は綿棒は適さないということが多かったです。
しかし、今回記事を執筆するにあたって、調査したら獣医さんが綿棒で猫の耳掃除をやり方を教えてくれる動画を発見しました。
なぜ綿棒が耳掃除に適さないかというと、耳垢を耳の奥に押し込んでしまったり、猫の耳を傷つけてしまう恐れがあるからなのです。
しかし今回、動画の方で獣医さんが実際に綿棒を使用して、猫ちゃんの耳掃除を初めから解説してくれていますので、詳しくはそちらをご覧になってください。
嫌がる時の対処法
猫からしたら慣れるまでは、耳掃除をされるのは本当に怖いと思います。出来るだけ猫ちゃんをリラックスさせてから耳掃除を始めるようにしましょう。始める前にチュルチュルを食べさせるのも良い方法です。
猫の耳掃除を全て終わらせるまでは、何があっても続ける!ではなくて、あまりにも猫が嫌がっているようなら、今回はここまでと止めてしまう方が容易でしょう。
全て綺麗に掃除が出来なくても、今日は左耳だけで、明日は反対の右耳の掃除をしよう。というくらいの気持ちが大切です。猫が嫌がるのを長時間続けると信頼関係にもヒビが入りますからね。
猫が耳掃除を嫌がる場合は始める前と終わった後にご褒美として、チュルチュルをあげたり、沢山褒めてあげてくださいね。ご褒美がもらえた猫ちゃんは、次はもっとやりやすくなっているはずですよ。
猫の耳を清潔に保つ予防法
猫の耳垢がたまり過ぎないようにするには、猫の耳を常に清潔に保つ必要があります。そのためには、猫の耳を毎日徹底的に掃除をする!ではなくて、毎日観察することです。
あまり徹底適に掃除をされたら恐らく猫はもう耳掃除をさせてはくれなくなるでしょう。そうではなく、毎日猫の耳を観察して日々の変化に気付いてあげることが大切なのです。
少しくらいの耳垢なら、耳掃除も軽く済みますからね。ほおっておくと、耳ダニになる可能性がありますからね。酷くなってから掃除をするのではなく普段からのケアが大切ですよ。
猫の耳垢が溜まってる?【正しい猫の耳掃除の方法教えます】:まとめ
猫の耳垢が溜まっているかどうかは猫の耳を見たらすぐに判断できます。初めて猫の耳掃除をするという方は恐らく猫が嫌がるかもしれません。そんな時は本記事を参考にしてみてくださいね。
猫の耳垢が溜まる前に日頃からのチェックもお忘れなく。猫の健康は日頃からのケアが大切ですよ。
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